2011.05.08
【5月号】 紫外線についてのお話!!

5月になりました~

すっかり暖かくなりましたね。
今年はなんだかんだでゆっくり桜を見ることなく5月を迎えてしまいました。
まだまだ余震が続いていて安心できない日々ですが、皆さんはしっかり次に起こるかもしれない自身にしっかり備えていますか!?
いろんなところで予知する話を聞きますが、やはり5月も安心できないようです・・・
もう大きな地震が来ないことを祈りましょう。

さて、5月といえば紫外線が最も強いといわれており注意が必要です。
毎年この時期になると紫外線に関するお話をするのですが、今月は皮膚以外に着目してお話したいと思います。




紫外線で免疫低下??


肌の役割として重要なもののひとつに、外部からの攻撃に対抗するという働きがあります。
健康な肌では、何らかの外敵が侵入すると免疫システムが働き、体内へ異物が入らないようにします。しかし、紫外線を浴び続けることよって、その免疫活動が抑制されてしまうといわれています。
肌の免疫システムが正常に保てているのは、ランゲルハンス細胞という細胞のおかげなのですが、紫外線を浴びることによって、角化細胞は紫外線対策にばかり忙しくなってしまって、免疫をつかさどるランゲルハンス細胞の命令は、なんと二の次。。
だからヘルペスが出来やすくなるんですね~!!




紫外線で髪がパサパサに??


紫外線の害は、もちろん毛髪にも降り注ぎます。
毛髪は皮膚に比べて、ぱさぱさする感覚が肌より少なく、手入れも夜に洗う程度の方が多いでしょうが、水分は蒸発しやすくダメージを受けやすいものです。
紫外線によって壊されるのは、シスリン結合と言う髪の強さを保つしくみ!
それが壊れるので、髪の水分を保つキューティクルがはがれやすくなって、ゴワゴワする原因となります。さらに、このまま強い紫外線を浴び続けると、髪の毛だけでなく毛根にダメージが。。。
というわけで、帽子は必須アイテムなのです!髪の保湿剤を使ったり、髪のUVケアを施す必要があります。




もちろん目にも影響が!!


紫外線が与える悪影響は皮膚だけにとどまりません。。
皆さんも知っての通り、最近目立つのが白内障です。。
白内障は目が曇って、視力が落ちたり、ひどくなると失明することもあります。
先天性の白内障もありますが、多いのは後天性で老人性白内障です!!この白内障にも、紫外線の影響があるようで、光を捉える時に紫外線が入り込み、レンズの部分に障害を与えるのではないかとされています。。
特に興味深いデータとして、白内障で失明した人を調べると、チベットやネパールなどの高地に住む人が多く、紫外線の弱い北欧では少ない、こんな結果があるそうなので、紫外線と白内障は関係ないと言い切るのは難しいのです。
サングラスやUV効果のあるメガネは必要ですね!


ということで、皆さんもできるだけ紫外線対策をしていきましょう!

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