2022.05.06
サロン・ド・ラン新聞令和4年4月号
新年度の始まりです。

今月は副腎とゴルゴ線についてお話します。

副腎は腎臓の上にのっている臓器で腎臓と同様に2つあります。
副腎ではアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールといったホルモンを生成しています
これらのホルモンは、ストレスを受ける、あるいは受ける可能性がある、といったときに放出されます。
足りなくなれば、すぐにつくってまた放出。
つまり、ストレスを受けたときに最も影響を受けるのが副腎で、日々のストレスはもちろんのこと、
どんな病気でも長患いすると副腎が疲弊してきます。
副腎が疲れている人は、顔に『ゴルゴ線』が出やすいです。ゴルゴ線とは
【ゴルゴ13】ことデューク東郷の顔にある、目頭の下から頬の中央にかけて
斜め下に入るシワを例えたものです。ゴルゴ線は別名アドレナルライン(副腎線)とも呼ばれています。
ストレスや疲労が激しくなると、副腎ゾーンにくすみや陰りが出てきやすいと考えられています。
ゴルゴ線は解剖学上では上唇挙筋といって、上唇を引き上げる筋肉と密接。この筋が衰えると脂肪の重みも手伝って、
目の下に深いシワが現れてしまうのです。やせている方や、目の下の皮下脂肪が少ない方、
目の下の皮膚が薄い方は、ゴルゴ線が目立ちます。
ゴルゴ線をスッキリさせるには、あらかじめオイルかクルームをつけて、人差し指の腹を使い、
鼻から目頭に4回ずつ力を入れすぎずに軽くなぞりましょう。実際にやってみるとわかりますが、
指の腹にボコボコとした脂肪の塊のような触感があるはずです。
ゴルゴ線を際立たせてしまう脂肪をスッキリさせたら、次は上唇挙筋を鍛える黒目の内側から下がったところと、
小鼻の膨らみの上から横に伸ばしたところが交差する部分のツボを5~10秒押します。押してみると、ゴルゴ線が一時的に解消されることがあります。
黒目の中央から下がったところと、小鼻の膨らみから横に伸ばしたところが交差する部分は頬骨筋を鍛えるツボで
、ここも5~10秒押しましょう。
加齢だけでなく、表情筋をあまり動かさないと柔軟さを失い、血液やリンパの流れが悪化しやすいので要注意です。
新年度は何かとストレスを受けやすい季節ですが、表情筋を豊かに使って副腎に負担をかけず、
マスクの下でもにっこりとすることを心がけましょう。
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