2020.04.01
サロン・ド・ラン新聞令和2年4月号

こんにちは!

今回はお肌に関わる細菌のお話です。

健康を保つためには常在菌が重要です。

腸内フローラという言葉は有名になりましたが、

皮膚にも常在菌がいて外的刺激から守ってくれています。

その代表的なもの3つについてご紹介します。

 

一つ目は表皮ブドウ球菌Staphylococcus epidermidisです。

これは皮膚表面や毛穴に存在します。

汗(アルカリ性)や皮脂を餌にグリセリンや脂肪酸を作り出します。

脂肪酸は肌を弱酸性に保ち抗菌ペプチドを作り出すことで、

黄色ブドウ球菌の増殖を防ぎます。表皮ブドウ球菌が出すグリセリンは、

皮膚のバリア機能を保つ役割があります。

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二つ目はアクネ桿菌( Propionibacterium acnes)です。

これは嫌気性菌であり、酸素がある環境ではほとんど増殖できず、

死滅してしまいます。そのため、酸素を嫌い毛穴や皮脂腺に存在し

皮脂を餌にプロピオン酸や脂肪酸を作り出すことで皮膚表面を弱酸性に保ち、

皮膚に付着する病原性の強い細菌の増殖を抑える役割を担っています。

一般的にニキビの原因と言われていますが、増殖しなければニキビの原因菌になりません。

しかし、皮脂の分泌量が増えたり、何かの異常で毛穴をふさいだりすると、

アクネ桿菌が過剰に増殖し炎症を引き起こしてニキビになります。

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 三つ目は黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)です。

これも皮膚表面や毛穴に存在します。存在しているだけでは問題がありませんが、

ブドウ球菌の中では病原性が高いため皮膚がアルカリ性に傾くと

増殖して皮膚炎などを引き起こします。

傷を受けた皮膚をそのままにしておくと化膿し悪化させてしまいます。

これらの常在菌を上手に保つことと表皮ブドウ球菌を減らさないようにすることが大切です。

表皮ブドウ球菌は角質層に存在しているため、

無理に角質を落とすような行為をすると減ってしまいます。

表皮ブドウ球菌を減らさないように保つことは、

アルカリを好む病原性の強い黄色ブドウ球菌や真菌などの繁殖を防ぐことにつながり

、皮膚のバリア機能を保つ意味でとても重要です。

乾燥すると表皮ブドウ球菌が棲みにくく皮膚はアルカリ性に傾いてしまいます。

皮膚常在菌のバランスが崩れてしまわないように注意しましょう。腸活も大切ですよ♪

毎日必ずメイクを落とすことはもちろんのこと、スポンジやブラシにも菌は繁殖しています。

清潔に保ちましょう!!長時間の入浴やごしごし洗いも注意が必要です。

保湿ケアも忘れずに。毎日を穏やかな気持ちで過ごしたいですね~♪

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