2020.01.07
サロン・ド・ラン新聞 令和2年 1月号

明けましておめでとうございます。

2020年!今年もよろしくお願いいたします!

 今月は「やまいも」にのついてです。

「やまいも」はヤマノイモ科に属するいも類の総称で、

長芋、大和芋、自然薯などが「やまいも」として流通しています。

どの種類にも滋養強壮作用があり漢方薬にも利用されています。

 「やまいも」に含まれる成分には、

・疲労回復効果のある「アルギニン」

・体内の塩分を排出する「カリウム」

・でんぷんを分解する消化酵素である「アミラーゼ」

が豊富に含まれています。

また、粘り気成分は、細胞の増殖機能を促進して、目や鼻の粘膜、胃壁などを保護する効果もあるそうです。

免疫力を上げて、疲労回復を促すにはもってこいの食材ですね。

 そして、「やまいも」に含まれる「ジオスゲニン」という成分は植物ステロールのひとつで、

低減したホルモン量を回復させる働きがあることから、

更年期症状の改善や筋肉トレーニングの効果を高めたりなどが期待できるそうです。

また、アルツハイマー型認知症の原因とされるたんぱく質「アミロイドβ」が

「ジオスゲニン」の摂取により減少することがわかってきたそうです。

これにより、認知症の予防になるのではないかと言われています。

 「やまいも」を食べるときは、生の場合は、繊維に沿って縦切りに。

加熱の場合は繊維を断つように横切り(輪切り)にして調理するのがおすすめです。

ちなみに、すりおろしたり食べたりしたときに手や口などが痒くなるのは

「シュウ酸カルシウム」によるものだそうで、アレルギーなどではなく、

針状の結晶成分が皮膚に刺さることによるものだそうです。酢水やレモン水で洗い流すと良いそうです。

「やまいも」の保存方法は、皮がついたままの物は新聞紙で包みポリ袋に入れて冷暗所で保存。

おがくずの中に入っているものは冷暗所で3ヶ月位は日持ちするそうですよ。

選ぶ際には、表面の凸凹が少なく、カットされているものは切り口が白く瑞々しいものを選びましょう!


 

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