2014.12.16
サロン・ド・ラン H26  6月号

2014年も折り返し6月に入りましたね。6月といえば・・・64日の「むし歯の日」ですね。4日から10日は『歯と口の健康週間』だそうです。最近では、歯と健康は深く関わっているとよく耳にしますよね。そこで、皆様もこの機会に自分の歯の健康管理を見直し、むし歯や歯周病の予防に努めてみてはいかがでしょうか

 

歯を失う原因のほとんどは、むし歯や歯周病。中でも、歯周病は糖尿病や心臓病と深くかかわっているのをはじめ、全身の健康に悪影響を及ぼすそうです。健康増進法に基づき策定された、第一次健康日本21では「80歳で20本以上、60歳で24本以上自分の歯を保とう」という2つの目標が掲げられましたが、今年からスタートした第二次健康日本21では、「40歳で喪失する歯をつくらない」という目標がさらに加えられているそうです。では、健康な歯を保つためにはどの様に口腔ケアをしてゆけば良いでしょうか。むし歯や歯周病は、お口の中全体に広がっている細菌や歯の周辺に付着している歯垢(プラーク)が原因でおこります。日常生活で次のポイントに気をつけてお口の中のケアを心がけて行きましょう。

1.     歯磨き“食べたら磨く”習慣を身につけましょう。毎食後、丁寧に歯磨きをすることで、お口の中を清潔に保ち、細菌類が繁殖しないようにすることが、むし歯・歯周病予防の基本です。(特に前歯の裏側、奥歯の頬側、歯ブラシを持つ奥歯の裏側も磨き残しがないように気をつけましょう)

2.歯間ブラシやデンタルフロスで歯垢を除去(歯肉を傷つけないよう注意しながら歯間を丁寧に清掃しましょう)

3.歯科医や歯科衛生士によるケアも必要

<お口の中をチェックする~こんなときは歯科医の受診を!>次のような症状があったら、歯科医に相談しましょう。

•朝起きたときに、口の中がネバネバする。 •歯みがきのときに出血する。•硬いものが噛みにくい。•口臭が気になる。•歯肉がときどき腫れる。

•歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた。 •歯がグラグラする。

.歯を丈夫にする食生活…いつまでも丈夫な歯を保つためには、食事の習慣にも注意が必要です。

<丈夫で健康な歯を保つ栄養> 歯の形成に不可欠なカルシウムやカルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富にとれるサクラエビなどの魚介類や干しシイタケをはじめとするキノコ類、また海藻類や乳製品を毎食バランスよくとるように心がけましょう。野菜では、カルシウムやビタミンACが豊富に含まれるニラがおすすめです。また、歯のエナメル質を強化するビタミンAが豊富なニンジン、カボチャ、レバー、ウナギや、歯の象牙質の形成に必要なビタミンCが含まれるレモン、キウイ、ミカン、ブロッコリー、ゴーヤなどもとりましょう。

<口内の酸性化を抑える>梅干や酢の物など、酸っぱい味のものは唾液をたくさん分泌するので、間接的に口の中を清潔に保つことを助け、酸性化を抑えます。また、繊維質の多い野菜などは、噛むことで唾液の分泌を促し、歯垢を付きにくくする効果が期待できます。

<適度に硬いものを食べる>食感が適度に硬いせんべいや煎り豆、たくあん、野菜などは歯や顎の骨を鍛えます。

皆様ご存じのことも多かったと思いますが、以上の事を心がけ、いつまでも美味しく食べて、健康で過ごせるよう頑張りましょう!

 

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