- 2013.03.07
- 【3月号】 春はココロとカラダのバランスが崩れやすい??の話!!
- 3月になりました~!!
少しづつ春に近づいてまいりましたが、まだまだ仙台は寒いです(。-_-。)
春になると新しい環境になったり、環境は変わらなくても気持ちを新たに生活をスタートさせたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、春は心とカラダのバランスもくずれやすく、体調に変化が起きやすい季節でもあります。
疲れが溜まりやすい時期でもありますので、上手にリラックスを心がけながら体調管理に気をつけましょう!!
春は芽吹きの時期!
春になって気温が上昇してくると、草木と同様に体も芽吹きの時期を迎えます。自律神経の働きも活発になり、寒さに耐える皮膚も汗をかきやすい皮膚へと衣替
えをする時期です。五臓で言うと「肝」と「脾」の働きが活発になり、冬の間に溜まった老廃物を体の外へ排出して、新たな季節に対応できる身体に調え始めま
す。
どうして体調を崩し易いの?
自律神経の働きを担う『肝』とエネルギーを作る『脾』の両者はストレスや気候変化に弱いために、春の不安定な気候や生活環境の変化からのストレスなどで本来の力が発揮しづらくなり易く、様々な不快症状を引き起こす原因にもなってしまいます。
漢方では2月4日の立春から3ヶ月間を発陳(はっちん)と呼び、気温が上がり、昼の時間が長くなり、体を活発に調整する「陽」の要素がどんどん増す季節に
なります。春の陽気が増しているにも関わらず、体を動かさなかったり、血液循環が悪い状態になっていると、陽気が体内をうまく巡らずに体の上部に停滞して
しまいます。
春先に多い症状(頭がボーとして眠い、眠りが浅い、火照る、顔がむくむ、イライラして気持ちが落ち着かない、ニキビや吹き出物などの皮膚疾患、頭痛や肩こり)などは陽気が停滞した症状です。
どうやって乗り切れば良いの?
1.体の上部に陽気が停滞しないように、適度に体を動かし、気持ちよい汗をかくこと。
2.身につけるものは冷えに気をつけながら徐々に薄着にしていきましょう。
3.朝はできるだけ早くに目覚めるようにして、昼間の活動量を増やし、夕方以降の活動量は控えましょう。
4.肝の陽気を巡らす食材としては、ネギ・ニラ・ミント・セロリ・春菊などの香りのある食材、小魚・レバーなどの鉄分を補う食材や胃腸の働きを調える山芋
などがお勧めです。また、春に顏を出す山菜(ふきのとうやワラビやタケノコなど)は厳しい冬を乗り越え、大地から芽を出し、活き活きと天に向かって成長す
る生命力を備えています。この生命力が人間の身体の細胞を活性化させてくれる春の宝と言えましょう。中でもタケノコは、気の巡りを良くしたり、体内にこ
もった熱を鎮めイライラを解消する作用があります。
5.酸味の取り過ぎは肝の働きを亢進し過ぎてしまうので胃腸の働きにも影響してしまいます。
6.お茶の渋みや苦味には解毒作用があるので普段よりも濃い目に入れてみるのもよいでしょう。
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